山野草図鑑

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山野草(以前は山草<さんそう>と呼ばれていました)とは何を指すのでしょうか?
実は何をもって「山野草」とするかの明確な定義は現在は無いというのが定説です。
人によって解釈がまちまちなのが特徴です。

一応の原則として

・平地から高山に至る野外に
・自生をする
・観賞価値のある
・ある程度耐寒性を持った
・草、低木

というのが目安にはなっています。

山野草図鑑

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山野草図鑑は、山野草そのものに(公式団体や個人による)明確な定義がない為、それを編集した人間によって掲載されている数、種類が変わってきてしまう性質があります。

市販の図鑑でも、紹介されている山野草が300から500種と掲載数に違いがでています。

市販以外では、個人でインターネット上に図鑑を編集し、公開しているケースがみられます。
こちらの場合でも、何をもって「山野草」とするかはその人の判断に任される為、数や種類は様々です。

図鑑のつくりとしては、植物学上の分類の「科」(イネ科など)ごとに分類するのが普通です。
しかしそれだけでは素人にはなかなか使いづらいのが現実です。

そこで、市販のものでお勧めなのが、掲載されている山野草を「原寸大」の写真で載せているものです。
紙上で大きさをイメージできることは、実際に山地で参照する場合、大きいメリットではないでしょうか。さらにこの図鑑は同時に花の色や形で引くこともできますので、非常に検索しやすいと思います。原寸大ですので、写真を眺めるだけでも楽しいかもしれません。

あと持ち歩くことを前提としたポケットサイズのものもいいでしょう。ハイキングや登山の際に、サッと取り出して使うには重宝すると思います。

山野草に限らず植物の図鑑については、インターネット上のものを利用するよりも、より具体的に花の色、形、大きさなどがイメージできる市販の書籍タイプのものを利用した方が使い勝手の面でいいかもしれません。

山野草の種類

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山野草の種類はその定義があいまいな為に何種類と決まってはいません。どこかの団体が認定しているわけでもありません。

分類の方法として、一般の植物と同じく「科」で分けることが出来ます。それでも科の種類だけで30以上あります。
その科に属する植物の総数は(市販の図鑑を参照した場合)ざっと500種類前後はあるようです。

あと、
「一年草(一年以内に花が咲き種子を残して枯れる)」
「二年草(芽が出てから1年以上で花が咲き、2年以内に種子を残して枯れる)」
「多年草(一度種子を蒔いて育てると何年も枯れない)」
などの形態でも分類できます。

他にも自生している地域、場所によっても分けられます。(平原、山地、高地、県別など)

主な種類を以下に紹介します。
・ラン科 ウチョウラン
    山野草特有の小さく可愛い花が咲きます。
・ラン科 エビネ
    野生ランの一種。花の色形が豊富。
・キンポウゲ科 オキナグサ
    山野草のなかでも人気が高い。
・スミレ科 スミレ
    非常に丈夫な種類で初心者向け。
・キンポウゲ科 フクジュソウ
    お正月に寄せ植えにした形が有名。

以上は比較的栽培がしやすい初心者向けです。

山野草は定義が不明瞭で種類も何百という世界です。全種類を覚えることは到底不可能です。鑑賞や栽培をする場合は、花の色や形から自分のお気に入りを決め、その種類についてより深く学んでいくというスタイルがよいのではないでしょうか。